積読にNoを言う

最近、本を買っても読めない。積読状態だ。でも、そもそも積むだけで読めてない状態って果てしなく勿体なくない?この世には読み切れないほどの本があるのに。そして私には今時間があるのに。何にも読めてない。買うだけ。
購買意欲を満たしているといえば聞こえはいいのかもしれないけど、私は読みたくて買った筈で、知識を増やす一環のつもりだったのに。

大きめの本屋に行くと、毎回ワクワクする。ここにあるものだけじゃなく、本は日々増え続けていて、そうしてそれら全てを私という個人が読み切る日は絶対に来ないのだと思うと、取り巻く知識の量に胸が踊るのだ。
どちらかと言えば「読み切れない」ことを寂しく思ったり、絶望に感じたりする人が多いのかもしれない。でも、私は何だかとてつもなくワクワクする。

なので、読めない本がいくらあろうと困りはしないのだが、自分で買ったものは別だ。
最近はデザイン関係の本を買った。勿論デザイナーなんていうクリエイトな職業には向いていないので、個人的に「少しでも薄い本を作る時の参考にならないかな」という動機で購入したものである。
ノンデザイナーズ本、というのも気になっているがそれはまだ購入していないのでここでは割愛する。

昔に比べて、今は本を買うのも容易だ。大型書店で見本誌を確認しなくても、ネット書店で軽く中身を確認したり、評判を調べられる。
5段階評価の信憑性の是非は置いておいても、レビュー内容を見れば「買ってもいいレベルか」は何となく推し量れるし、Twitterで検索すればそれこそ生の声がゴロゴロ転がっているだろう。
中身が書店に行かずとも見れる、というのは本当に有難い。特にこれだけ種類があると、どれが自分に向いているのかを探すだけで一日が潰れてしまう。
似た内容を扱う本の中で、より自分向けのものを探す。それが容易になってきたことは素晴らしい。


だが、結局手に入れたところで読まなければ意味は無いのだ。
しかし、春眠暁を覚えず。この時期は眠い。正直冬も眠かった。何なら風邪まで引いて余計に眠い。この状態で文章が頭に入ってくるかといえば否としか言えない。

タイトル通り積読を止めるにはまだ時間が掛かりそうだ。という益体もない話でした。南無。