マナーとはなんぞや。

マナーとは気遣いである。


はい、2行で完結しましたね。世の中というのは大体そんなもんです。
完全に人のブログの内容に乗っかってるんですけど、そもそも「マナー」という言葉そのものが気遣いの塊だと私は思ってます。
だって「この常識知らないんだ」って言われるより、「このマナー知らなかったんだね」と言われる方がずっと優しいから。
常識知らずって言われたらショックじゃありません?マナーは「時と場合によるものじゃん!」って反論出来るけど、常識については知らないんだーって言われるとちょっと傷付く。
なので、物事を円滑にする為に使われやすい言葉という側面もあると思います。
とっくりの注ぎ口を使わないとかは知らんけど。そういうとんでもマナーは別としてね。


ペンラは胸の高さまで。
これはどうしてか?後ろの人からすると邪魔になって肝心の演者がよく見えないからです。

荷物は床に置かないように。
踏まれて中身がぐちゃぐちゃになったり壊れたりしても誰も責任を取れないからです。

ヒールを履かないように。
ヒールの踵で踏まれるとめちゃくちゃ痛いし、骨が折れることもあります。誰かに怪我を負わせたらその責任を自分が負わなければなりません。


「これはいけないことだよ」「こういうマナーがあるよ」というのは、先達の方々が何かを楽しむ上で大事にした方がいいと考えたものです。
逆に言えば、必要だから今も残っている。それらを「常識」と言ってしまうのは簡単ですが、暗黙の了解を知らないことが常識知らずと呼ばれるのは悲しいな、と思います。
間違えちゃったら、次から気をつければいい。出来れば行く前にレギュレーション(何がOKで何がNGか)とかは調べた方が気楽に楽しめるとは思います。

なので、マナー守れ!とか口うるさく言うのでもなければ、常識がない!と罵るのでもなく、「何があってもおあいこ精神」で過ごせればいいですよね。
最初から完璧な人なんて何処にもいないし。

ただ、公式で出てる「これは守ってね」というガイドラインだけは頭に叩き込みましょう。非公式で「頭振るのが普通」とかそういうのは個人の自由ですが、公式側からの言葉は大切にしてください。
こちらが守れないと次回から先が無くなる可能性もあります。そこだけ留意して、あとは自分のスタンスで楽しく過ごせればいいなーと思います。


眠気でゆるーっとした文章なので、また改めてしっかりこの辺の話を書けたらいいなあ。